部活最優先で高校受験のための勉強は二の次?

時間が経過していくのはあっという間であり、中学生が高校受験を意識しなくてはならない時期はすぐにやってきます。

部活を頑張っているお子さまの様子を見て、”頑張っているのはいいけれど勉強はどうするの?”と不安になってしまうのが親の心情。

個別指導塾Aceにも多くの親御さんから同様のご相談をいただいております。

部活が終わってから本格的に受験モードへ

よくお聞きするのが、”部活が終わるまでは部活最優先で、部活が終わってから受験に向けて切り替える”といった内容ですが、それは決して簡単ではありません。

例えば、現時点で5教科合計300点だったとします。

この条件でも、正答率は6割です。

中学3年生の6割と、中学2年生の6割では大きく異なります

学年が下であるほど勉強内容は簡単であり、正答率は高くなります。

なので、中学2年生で正答率が6割なら、勉強に力を入れずに中学3年生になったときの正答率は5割以下となる可能性が高まります

また、平均点をいつも下回るような苦手科目には大きな穴がありますので、早めに弱点を埋めていかなければなりません。

後回しにするほど苦手意識が大きくなりますし、カバーするのも余計に大変になるばかりです。

何を優先とすべきかは、それぞれ価値観が異なるのは十分存じておりますが、学生の大半にとって将来を左右するのは学力です。

中長期的目線で見たとき、部活が忙しくて勉強できない状況は避けるべきでしょうし、勉強するなら部活もOKとすべきでしょう。

冷静に優先順位を付けたいときには、このまま進んでいった場合の2年後をできるだけ鮮明にイメージしてみるのも、ひとつのテクニックなので是非お試しください

高校では成績不振者は部活に参加できないことも

中学生に赤点はありませんが、高校生になると赤点があります。

高校によっては赤点を取ってしまったら部活の練習に参加できない、というケースもあります。

結局のところ、中学校よりも上位の教育機関が“やることをやらないなら部活はさせません”というわけです

なのに、中学生のうちは好きに部活をやってもOKというのは、なんだか辻褄の合わない話に思えてしまいます。

最終的に、勉強を後回しにして損するのは、その中学生・高校生に他なりません。

中学2年生の夏休み時期は要注意!

夏休み前に中学3年生は部活を引退するので、中学2年生は“自分たちの代が来た!”と盛り上がってしまいがちですが、中学2年生の2学期は勉強に地下アを入れるべき時期です。

1学期のような単純な計算問題は2学期にはなくなります。

数学では受験にも頻出される連立方程式の文章問題&1次関数の応用問題が次のテスト範囲となりますし、英語もグッと難易度が高まります。

なので、部活が忙しくなったからと勉強を後回しにしてしまうと、後々に大きく響いてしまいます。

高校2年生の場合にも同じことが言えますし、大学受験は高校受験よりもずっと難しくなることを含めれば、高校1年生にも同じことが言えます

中学2年生、高校2年生になって”部活に専念したいので一旦止めます。受験が近くなったらまたお願いします!”という生徒さんもこれまで数人いましたが、約1年後に再会したところ、成績を落としていたケースがほとんどです。

本人は”このままじゃヤバいな”と思っているわけですが、比較対象が学校で周囲にいる人物ばかりなので、自分が予想以上にできなくて驚く生徒さんも少なくありませんでした。

個別指導塾Aceは勉強と部活を両立しやすい塾です

以上より、現実を知る保護者が主導して、お子さまに勉強する機会と環境を与えたほうが、お子さまの未来により良い結果を導きやすくなるといえます。

しかし、部活を取り上げてしまうわけにもいきませんので、部活と並行して通いやすい個別指導塾Aceへとお越しになってみてはいかがでしょうか?

個別指導塾Aceは科目制限がないので英語・数学・国語の主要3教科を効率良く学ぶことができます。

通塾している時間で完結させられるよう進めているので、基本的に課題は出しません。(生徒さんが希望したときだけ、課題をお渡ししています。)

オンライン受講できるAI教材も導入しているため、部活の都合で通塾が難しいときでも、ご自宅で大手塾とまったく同じ学習に取り組んでいただけます。

受講日に通塾できないときは、前もって連絡することで振替受講も可能など、部活をしながらでも通いやすい条件がいくつも揃った学習塾です。

どうぞお気軽にお問い合わせください!

おすすめの記事