計算ミスは笑えない!計算できて当たり前!

中学生・高校生の数学は計算ミスの有無がそのまま差に

勉強が苦手というわけではないのに計算ミスが頻発し、テストで点を取りこぼしてしまう人は結構いるのではないでしょうか。

不思議なのは、

“計算ミスしちゃって…”

と苦笑いを浮かべつつ、軽く済ませてしまっているのが多いことです。

計算ミスを軽く見ていると、クセになってしまっています

なぜ計算ミスが頻繁に起きるのかといえば、実力がないから、です

ここで言う”実力”には、計算の知識やスキルだけでなく、安易なミスをしないための集中力、間違っていることに気付くための洞察力も含まれています。

これらを含めた実力を身に付けていないと、成績を上げること、そのレベルで安定させることはなかなかできません。

計算ミスは点数を失うことに直結しますので、同じ志望校を争うライバルに合格を自ら譲ってしまうようなものです。

どうやれば計算ミスが防げるのか

テストで自分がショックを受けるような点数を取れば、自分を見直すきっかけともなり得るのでしょうが、計算ミスで失う点数となれば限定的となるので、中学生・高校生の皆さんも苦笑い程度で済ませてしまっているのかもしれません。

しかし、点数を削ってしまう以上は計算ミスをしないようにしなければなりませんので、まずは中間式を丁寧に書くことを試してみてください。

計算をよく間違える中学生・高校生ほど、中間式をグチャグチャに書いている傾向が強く、マイナスを見落としたり、数字を読み間違えたりしています。

誰かに見せるものではないかもしれませんが、せめて自分がストレスなく見返すことのできる程度には書くようにしましょう。

または、中間式そのものを書かずに、暗算でパッと終えてしまう学生も計算ミスが頻発する傾向が強いです。

もちろん計算が合っていればいいのですが、実力以上の計算を暗算で処理しようとしてミスしていては元も子もありません。

中間式は、計算ミスしないためのメモ書きのようなものなので、計算ミスしたくなければ確認も兼ねて書くに越したことはないでしょう。

もしも、中間式をていねいに書いてみても計算ミスが続くようであれば、それは苦手とする計算個所があるので、どこがわかっていないのかを分析して対策しなければなりません。

自分が苦手とする個所は案外と見つけづらいものなので、そのようなときは学校の先生や塾の講師にチェックしてもらうといいでしょう。

生徒さんの計算式を見ていたところ、間違えた箇所に共通点があり、そこを再確認するだけで間違えていた問題をすべて正解できるようになった、というケースは多々あります。

速く計算するより、正確に計算することが大事

速く計算しようとするのも、計算ミスが頻発している理由として挙げられます。

遅いよりも速いほうがいいのは当然ですが、速ければ速いほどミスも出やすくなりますし、中間式も汚くなりがちです。

頭の回転が速く、特に勉強を苦手にしているわけでない中学生・高校生にこういった傾向がよく見られます。

計算式はそれほど長々と書くものでもないので、急いで計算した場合と、通常のペースで計算した場合とで、さほど時間差が出るわけでもありません。

計算ミスが気になるようであれば、ちょっと計算のペースを落としてみてはいかがでしょうか。

金沢市受験に強い個別指導塾Aceであれば、これまでご紹介したような計算ミスの原因に対するケアも行っていますので、数学の点数にお悩みであれば、是非お問い合わせください。

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