塾らしからぬタイトルでお送りする今回の記事ですが、お子さまが同じような言葉を口にして困惑している保護者の皆さまも多いかと思います。
個別指導の学習塾Aceにも
「なんで勉強しなければならない?覚えるのがイヤ~。勉強嫌い!」
という生徒さんはいますが、みんな“イヤだけどやらなくちゃいけない・・”という考えがあるようで、止めることなく通っていただいております。
もちろん、手が止まっていたり、明らかにやる気のなさそうな瞬間もあったり、やっておくように言ったちょっとだけの課題も手をつけていない、という状況が見られるときもありますが、だからといって個別指導塾Aceの講師が怒ることはありません。
ただ、
できなくて困るのは、あなた自身なので、やったほうがいいよね。
とハッキリ伝えます。
同じことを保護者の皆さんも何度も言い聞かせてきたかもしれませんが、やはり親が言うよりも他の大人から言われるほうが伝わるようです。
勉強をしたつもりになっていてもダメ
勉強しているけど、覚えられない、なかなか頭に入ってこない、といったケースもあるようですが、基本的に正しい勉強のやり方さえ行っていれば頭に入らないことはありません。
勉強しているのではなく、勉強したつもりとなっていると、このようなケースに陥りやすいかもしれません。
ある学校の先生が、夏休みの課題について“答えを写してでもいいからやってくるように!”と言っていたそうですが、こういう考え方には賛同できません。
何もしないよりはマシかもしれませんが、そこで答えを書き写すという単純作業となってしまえば、それが癖となってしまえば、といった具合に考えると、やらないほうがいいくらいです。
その作業を終えたお子さまに「いま何してたの?」と聞けば、「課題やっていた」とか、「勉強してた」という回答が返ってくるでしょう。
勉強は作業ではありませんので、それらの作業は当然に勉強ではありません。
作業を頑張った結果、点数が取れなくても当たり前です。
作業しても点数が取れないから、自分は頭が悪くて覚えられない、といった帰結となるのではなく、勉強していないから点数が取れないんです。
自宅で勉強しているかどうか、前回の受講で指摘した内容を反復しているかどうか、など、個別指導中の状況を見ていればすぐにわかります。
それを指摘されるのが、個別指導塾Aceの厳しさかもしれませんし、生徒さんが一定の緊張感を持って過ごすことができる原因となっています。