総合型選抜・推薦入試のメリット・デメリット

総合型選抜・推薦入試はメリットばかりではない

総合型選抜・推薦入試はAO入試・年内入試とも言われており、導入する大学が増えているのに伴って、これらの入試方式で大学進学を決める高校生も多くなっています。

国立大学や有名私立大でも実施されているせいか、

“学力が足りていなくてもランク上の大学に合格できる”

といったイメージが先走り、高校1年生・2年生のうちから総合型選抜・推薦入試を目指そうとするケースも少なくありません。

もちろん、利用できる手段を利用するのは良いと思います。

しかし、最初から一般入試を遠ざけてしまうのは悪手だと思います。

「定期テストで評価点さえ稼いでいれば…」

といった方向性が身に付いてしまうと、一般入試に向けて勉強する高校生に比べて、勉強の量・質ともに劣ってしまう不安がつきまとうからです。

目論見通り、総合型選抜・推薦入試で合格できれば何の問題もありません。

しかし、不合格となった場合、学力勝負の一般入試に戻っても、定期テスト対策しかしてこなかったのですから、志望校のランクダウンは避けられないでしょう。

高校での面接対策や書類作成などで9月~10月にかけて、かなりの時間を割かれるのも大きな痛手であるほか、11月初めの合格発表までの期間も気が緩みがちになってしまうのもマイナス要因といえます。

ほぼ確実に合格できるのは“指定校”推薦入試

大学受験でいう推薦入試とは、指定校推薦と一般推薦の2つに分かれます。

このうち、ほぼ確実に合格できるのは指定校推薦です。

指定校推薦とは、頑張ってきた優秀な生徒をお付き合いのある大学へ推薦するようなものなので、いわばご褒美的な進路といえます。

何についての頑張りが評価されるかといえば、スポーツや美術など特殊な場合を除けば、やはり学業。

高校1年生・2年生のうちから総合型選抜・推薦入試狙いとするよりも、一般入試を想定して勉強したほうが成績をキープしやすく、結果的に指定校推薦も手にしやすくなるでしょう。

まとめ

総合型選抜・推薦入試を狙うにしても、まずは学業最優先

高校に入ってから勉強を頑張り、定期テストで好成績をキープするのが最低限の条件です。

その先に、総合型選抜や指定校推薦での第1志望受験、推薦入試で滑り止め受験、を選ぶかどうかの選択肢が現れ、ここで合格できれば儲けモノ。

といったスタンスが宜しいかと思います。

一般入試を想定して勉強していれば、大勢がそうであるように、1月の共通テスト・2月の個別試験に臨めばいいだけ、と展開が明確になります。

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この継続こそ、より良い2年後へと通じていくはず。

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