間違いのない塾の選び方【チラシ編】
学習塾の中身を見計らうには、その塾のチラシを分析してみるのもいい手段となります。
金沢市内でも北國新聞や北陸中日新聞に学習塾や個別指導塾のチラシが挟まれていますし、金沢情報が配布されるのと一緒にポストへ投函されることもありますが、その一枚には結構な情報量が含まれているのです。
学習塾のチラシが投函される頻度をチェック
チラシの豪華さはあまり関係ありません。
最近では小ロットでも安く印刷できますし、フリー素材が充実し過ぎており、実際のイメージと乖離した見栄えの良いチラシは簡単にできあがります。
しかし、注目すべきはそのチラシが投函される頻度です。
折込チラシは、金沢市内でエリアを絞ってもかなりコストがかかります。
仮に1万枚を配布しようとしても、本当に学習塾の近隣程度にしか届けられません。
このコストがどこから出ているのか考えれば、もちろん皆さまからいただく受講料に他なりません。
なので、実際に支払う受講料も比例して高くなっている可能性が高いわけです。
何度かチラシ折り込みにもチャレンジしてみましたが、驚くほど反響がありませんでした。
効果を期待できない媒体に多額のコストを注ぎ続けるので、意味のない勉強を延々と繰り返しているのと一緒。
美味しい飲食店と同じく、口コミで生徒さんが増えていく学習塾こそ、良い塾であるといえます。
チラシに書いてある受講料をチェック
授業形式の大手塾であれば授業料はプラン料金となっているので把握しやすいかもしれませんが、個別指導塾であれば、おそらく“1コマ ○○○○円~”といった表記になっているでしょう。
そして、科目制限の有無については有耶無耶にされているケースも少なくありません。
個別指導塾の料金体系は安く見せかけるように工夫されているのが普通です。
このカラクリに引っかからないようにするためには、1分あたりの金額を算出してみるのがおススメです。
また、小学生のうちは格安の設定としておき、中学生以降は中1→中2→中3といった具合に料金をステップアップさせる塾も多くあります。
加えて、諸経費や教材費の取り扱い、教室運営費などその他の項目もチェックしておきましょう。
授業料に加算されるため、実質的な料金に直接的な影響が出てきます。
塾の合格実績の見方
塾の実績、というより生徒さん本人が頑張った成果として捉えるべきであり、学習塾のチラシに掲載されている合格実績については読み流す程度でいいでしょう。
それがそのまま自分の子供に当てはまるわけでもありません。
大手の塾であれば、人数が多いのですから、優秀な高校・大学へと合格する生徒も多くなるのが当然です。
某広告紙の営業担当者曰く、金沢市内の学習塾でも”地頭の良い学生だけを集めたい”と相談されているとのこと。
確かに、進学校への合格者が多ければ、生徒募集の看板の見栄えも整うかもしれませんが、その裏でどうなっているのかも気にすべきです。
金沢市内で複数の教室を展開している某塾に通っていたという中学生の保護者さん複数から、ワークを繰り返すだけの自習状態だった、とも聞いています。
肝心なのは、第1志望校合格率です。
勉強が得意・苦手を問わず、その塾に通った生徒さんが目標を達成できた割合なので、ひとりひとりに学習サポートが行き届いているかどうかの指標になるからです。
個別指導塾Aceはどうなの?
個別指導塾Aceでは、あまりチラシは配りません。
金沢情報などにも掲載していません。
お問い合わせいただくきっかけの大半が口コミであり、次点がホームページでの情報発信となっています。
授業料については単純明快となっており、プラン料金制です。
中学生の場合、1年生であっても3年生であっても、時間単価は据え置きです。
中学1年生と同じ料金プランのまま、3年生になっても通っていただけます。
加えて、入塾金はなし、教材費も不要、教室運営費や冷暖房費など、他名目でのご請求はありません。
2025年6月半ば現在、第1志望校合格率は92%超となっています。
10年間、積み上げてきた数字なので、これから大きくこの数字がブレることもないと思います。