塾の学力サポートではありえません
正しく言えば、学力育成のグラフでこれはありえません。
偏差値55からは壁だらけなので、そこからグイっと描かれるグラフは絶対に当てはまりませんね。
リンクがそのうち切れるかもしれませんが、学力養成のグラフは経済学でいう限界効用逓減のグラフに類似しています。
モチベーションを引き上げて勉強に取り組めば、平均値である偏差値50まではあっという間です。グーんと上がっていきますが、50からは壁があります。(私は55から壁を感じましたので、上記は55としてあります。)
さて、限界効用逓減グラフは最終的に堕ちることなく推移していますが、これは企業が売り上げを落とさないようにあれやこれやの手段を次々と取ったからです。
では、勉強の場合には?
ほぼ同じです。
落さないよう、伸ばさなければなりません。
限界効用逓減はある意味、マクロ的に【人間の集団】の状況を提示したものであり、それを(企業)努力によって落さないよう意識改革を求めるものですので、これは受験勉強に非常に近い要素があります。
人間は忘れる生き物である。
だからこそ、努力(復習)することで、学力を落とさないように伸ばしていかなければならない。
そのように努めることで志望校合格への争いに打ち勝つことができるわけです。