例年より若干早めな気もしますが、2022年度第一回統一テストが終わりました。
中間テストや期末テスト、実力テストなどと傾向がやや異なっているので、出題傾向が類似している石川県総合模試を受けたことのない中学3年生の場合には、余計に戸惑ったかもしれません。
統一テストの結果を受けて、三者面談が催され、そこで志望校決定という流れになります。
ざっくりと言えば、第一回統一テストで私立高校の、第二回統一テストで公立高校の志望校を決めていくイメージです。
三者面談を受けて、学校の担任の先生に薦められた高校を何となく志望校にしてしまう中学三年生はとても多いです。
担任の先生は統一テストだけでなく、実力テストなども含めつつ志望校決定についてのアドバイスをしてくれているわけですが、なかには合格する可能性は十分にあっただろうに、担任の先生が安全策を講じ過ぎて、目標を下げてしまうケースも少なくありません。
そのとき、担任の先生は「落ちるかもしれないから」と理由づけますが、受験本番までは2ヶ月近くあるので、どうすれば合格できるのか、をもっと考えてみるのも大切です。
納得しきれない三者面談であれば、一回目は持ち帰り、年明けに最終決定する流れにするのもおススメです。
一回目で私立専願としてしまえば、12月から冬休みまでをこれまで通り過ごし、二回目の統一テストも形式のみ、となってしまいかねません。
ちょっとでもレベルが上の高校に、と思うのであれば、これから冬休みにかけて文字通り死ぬ気で努力してみてはいかがでしょうか。
安易に志望校を下げるのは将来に悪影響も
受験はただ進学先を決めるものというだけでなく、受験に向かってどれだけ努力できたのか、という大人になってからのチャレンジに向けたモチベーションを得る機会にもなります。
資格取得に向けて勉強したり、期日までに間に合わないので残業したり、仕事を家に持ち帰ったり…、大人になってからも自分から頑張らなくてはならないことは多々あります。
他の人が遊んでいる間、寝ている間、自分だけ仕事をしたり、勉強したり、するのは体力的にも精神的にも疲弊するものですが、受験時を思い出して“あのとき真夜中まで普通に勉強していたんだから…”と自分に言い聞かせてみると、目先の課題をクリアしやすくなります。
もちろん進学先によって3年後の選択肢が大きく変わる点も重要なポイントです。
いわゆる進学校と、そうでない学校とでは授業の内容がまったく異なっているので、“ついていけないかもしれないから…”と安易に志望校を下げてしまうと、3年後に大学進学を考えている場合、一般入試での合格から遠ざかってしまいかねません。
同じ範囲の勉強はするものの、深さがまったく違うので、受験対策をすべて自分で行う必要が出てきます。
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一般的な大学受験対策はもちろん、評価点を稼いで推薦入試での合格を目指す定期テスト重視の学習サポートまで幅広く対応しています。
中学生のときあまり勉強しなかったので進学校ではない高校へ進学したとしても、高校在学中にしっかり受験対策を講じれば、一般入試で勝負するような大学への進学も十分可能です。
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