三者面談は私立高校志望校の打ち合わせ
中学校3年生の志望校決定の流れ
中学3年生は11月の第1回統一テストを受けた後、実力テストを1回受けて、これらの成績を参考にしながら三者面談へ、というスケジュール感で冬休みへと進んでいきます。
三者面談ではとりあえず私立高校の志望校を決定し、公立高校の志望校についてはやんわりと話しながら、最終決定は年明けに、といった感じの内容が大多数。
三者面談を受けて、学校の担任の先生に薦められた高校をなんとなく志望校にしてしまう中学三年生はとても多いです。
担任の先生は統一テストだけでなく、実力テストなども含めつつ志望校決定についてのアドバイスをしてくれているわけですが、なかには合格する可能性は十分にあっただろうに、担任の先生が安全策を講じ過ぎて、目標を下げてしまうケースも少なくありません。
そのとき、担任の先生は「落ちるかもしれないから」と理由づけますが、受験本番までは2ヶ月近くあるので、どうすれば合格できるのか、をもっと考えてみるのも大切です。
納得しきれない三者面談であれば、一回目は持ち帰り、年明けに最終決定する流れにしても十分間に合います。
納得できる私立専願なら良いのですが、言われるがまま妥協した結果であれば、“あの高校に入りたい!”というモチベーションも失われてしまうため、ちょっと努力すれば届いただろう第1志望高校に進学できる確率は事実上ゼロになります。
本当に行きたい高校があり、まったく手が届かないわけではないと思うのであれば、これから冬休みにかけて文字通り死ぬ気で努力してみてはいかがでしょうか。
安易に志望校を下げるのは将来に悪影響も
受験はただ進学先を決めるものではありません。
志望校に合格した成功体験はもちろん、受験に向かって努力した経験も、大人になってからチャレンジする際のモチベーションの材料になります。
資格取得に向けて勉強したり、期日までに間に合わないので残業したり、仕事を家に持ち帰ったり…、大人になってからも自分から頑張らなくてはならないことは多々あります。
他の人が遊んでいる間、寝ている間、自分だけ仕事をしたり、勉強したり、するのは体力的にも精神的にも疲弊するものですが、受験時を思い出して“あのとき真夜中まで普通に勉強していたんだから…”と自分に言い聞かせてみると、目先の課題をクリアしやすくなります。
また、進学先によって3年後の選択肢が大きく変わる点も重要なポイントです。
いわゆる進学校と、そうでない学校とでは授業の内容がまったく異なっているので、“ついていけないかもしれないから…”と安易に志望校を下げてしまうと、3年後に大学進学を考えている場合、一般入試での合格から遠ざかってしまいかねません。
同じ範囲の勉強はするものの、深さがまったく違うので、受験対策をすべて自分で行う必要が出てきます。
その他、勉強する子に囲まれた環境かどうかもいくらか影響するでしょう。
塾の先生にも相談してみるのがおススメです
三者面談の内容がちょっと…、といったときには塾の先生にも相談してみるのがおススメです。
学校の先生は安全第一である一方、塾の先生は生徒さんを志望校に合格させるために後押しする存在なので、両者の見方は異なります。
結果的に、塾の先生も担任の先生と同じ意見であれば、三者面談の内容に沿ったほうが宜しいかと思います。
個別指導塾Aceなら中高一貫対応可能なので安心
中高一貫での個別指導に対応している金沢アピタ目の前の個別指導塾Aceでは、どの高校に進んでも、3年後に希望する進路に進むための学習サポートをご提供しております。
一般的な大学受験対策はもちろん、評価点を稼いで推薦入試での合格を目指す定期テスト重視の学習サポートまで幅広く対応しています。
中学生のときあまり勉強しなかったので進学校ではない高校へ進学したとしても、高校在学中にしっかり受験対策を講じれば、一般入試で勝負するような大学への進学も十分可能です。
生徒さんとのコミュニケーションを交わす機会も多く、高校生の生徒さんが自分の将来・目標を見失わず、問題意識を持って勉強していけるのも個別指導塾Aceならではの環境ではないかと思います。
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